
「自分はなぜ生きているのか。」「何のために生まれてきたのか。」
こんなことを3年間真剣に考えてました。
子どもの成長に全力を注いできた日々の先で、親離れの寂しさとこれから先の「生と死」を想像しているうちに、私は初めて本気で“自分”と向き合うことになりました。叔父はがんで若くして亡くなり、私もそうなるかもしれないという恐怖。「だとしたら今何をして、何を考えれば正解?幸せって何?」こんな答えのない空想のために何冊もの哲学書やビジネス書を読みましたが、何も変わらず時間だけが過ぎました。(阿久津家は単なる天台宗で一般的に敬遠されがちな変な宗教の信仰者ではありません。)
そんな私の心をふと救ってくれたのが、しんめいPさんの
『自分とか、ないから。』という本。
「これだ!という答えなんかない。今ここをちゃんと生きるだけでいい。だから考えるだけムダ」という内容に、張り詰めていた心がゆるみました。深く悩んだからこそ、この一冊に出会えてよかった。もし、今あなたが同じ様な境遇でしたら、この本をお勧めします。