弱者

世の中は弱者を助けない。
弱者は常に弱者であり、強者は常にその地位に居座る。
構図はいつも強者が造る。
弱者は這い上がれず、その狭い範囲で細やかな幸せを感じ一生を終わらす。
私が亡くなっても、いつも通りに朝がくる。
小鳥は鳴き、街には人が溢れいつもの一日がくる。
私の死など世の中は興味がないのだ。

とある方の亡くなる前の最後の言葉です。
聞いた時は悲しみより複雑な思いでした。
私は弱者を貧困と解釈してます。

この方は政治家です。
政治家だけに深い意味があるのは間違いありません。

真意は定かではありませんが、言葉は重く、褌を占め直さなくては…という戒めになりました。