前回湯島天神の話をしましたが、この近くに父親の職場があり、私が小学生の時に数回連れて行ってもらった場所です。当時は歴史ある古い校舎でした。職場は整理されていない書類が机に山積みとなり、聞いたこともない名の書かれたガスボンベが並んでいたのを、今でも鮮明に覚えています。
父は朝早くから遅くまで家族の為に働き、愛情深く私を育ててくれました。
寡黙で厳格な父親であまり褒められた記憶がありませんが、尊大な父親の背中をいつも追いかけていました。
そんな父親は70才近くになりますが、親孝行と呼べることを私はまだ何もしていません。
恥ずかしさで直接は言えませんが、親孝行したい気持ちはあります・・・と心の中で思っていることを文章に書きとめておこうと思います。
こんな俺を育ててくれて有難う。