生きる

3月3日のお節句は母親の誕生日でした。

私が16歳の時、学校より帰宅すると母親が泣きながら通帳類を調べていました。何事かと訪ねると腎臓病になって数ヵ月入院するとのことでした。それまで健康そのものの一家だけにその時のショックは今でも鮮明に覚えています。それから二年間、ほぼ病室生活となり、治療中に乳ガンが発覚。それから現在に至るまで、甲状腺癌・胃癌・大腸癌・子宮癌・卵巣癌・白血病(血液の癌)とここまで癌を煩い生きている症例が日本では殆どないみたいです。

そんなパワフルな母親は72歳になりました。

見かけは元気ですが、体はボロボロです。

そんな母には夢がありました。

小さなお店をもつことです。

その夢が叶い、現在は鹿島田でブティック店をやっています。

このバイタリティー溢れる気力のまま長生きしてください!